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■MINDANAO KOKUSAI DAIGAKU (MKD)
ミンダナオ国際大学 ニュース

[MKD卒業式 2006年4月8日]

会長 網代正孝
ミンダナオ国際大学では2006年4月8日初めての卒業生を出します。
日比の弱い部分を認め合い相互補完を考える教育機関として、また日比の人材を育成する教育の場としてユニークな教育を行っているのがMKDです。
なかでも日本語教育担当の日本人教師は7名おり、学生は250名足らずですからフィリピンでは一番多い日本人教師を抱える大学です。教材も介護の日本語・日本語の基礎をはじめ多くの自主教材を作成しています。大変評判がよいので他にも役立てたいと日比両国で販売しています。
また、学生も2006年2月にマニラに行われたフィリピンで一番権威のある日本語スピーチコンテストで一位、二位を独占しました。日本語能力検定試験では、全学生の三分の一が四級以上の検定に合格しています。すべてにわたり、この四年間毎年力をつけてきたのがMKDです。問題は卒業してもダバオでは、ほとんど仕事がない厳しい現状にあります。 3月上旬福祉学科21名の4年生で、就職が決まったのは、たった1名でした。国際学科(日本語コース)14名と教育学科は約4割が決まっているようです。フィリピンの大学卒業生は自分で仕事を探します。ダバオでは2割程度が仕事にありつけるのですから国際学科の4割決定は抜きに出てよいことです。
福祉科卒業生をどうするかが最大の課題です。第一回の卒業生ですから日比の役立つ仕事が見つかれば一番良いことです。またそのために設立した大学です。そこでJPVAとMKDは福祉科の卒業生と当協会の現地スタッフが一緒になり「フィリピン青年海外協力隊(POCV)をつくることに致しました。日本で一番困っている介護現場にフィリピンの若い力でボランティアとして派遣します。
また、若干介護の必要な日本の高齢者をダバオに短・中期来て頂き、充分な介護やリハビリ、生きがいやすらぎを提供し良いひと時を過ごして頂きます。その中で雇用の場を作ります。また、ダバオでは地域に貢献できる奉仕活動に参加します。そんなPOCVを今年は結成します。これを学生達に紹介したところ、30名を超える希望者がでました。実践にはいろいろな課題がありますが、日比に役立つ人材育成としてMKDがますます注目され、関心がもたれるようにPOCVを是非軌道に乗せて行きたいと思っています。
仕事が無いとはいえ、ダバオには多くの可能性がある地です。そのダバオで優秀な若者達がNKDを卒業していきます。新たな年度は6月第二週から始まります。6月10日前後に入学式があります。後援会の皆様、関心をお持ちの皆様、是非ダバオにお出かけください。そして今後もMKDにご支援・ご協力よろしくお願いします。

[MKD起業家講演会開催]
第二回 伊藤英男氏 講演
MKD学生に日本の起業家がリレー講演をする第二回目として、福島エーアンドエーブロイラー代表取締役の伊藤英男氏が9月10日MKDにおいて講演をされました。
伊藤氏は日本フィリピン企業協議会の現会長で日系人会と関係があり、今回ダバオを訪問されました。聴講者は他大学、一般からも多数集まりました。
講演のテーマは『中小企業の社長の仕事』ということで、実際の自分の体験談、意見を交えながら、講演をされていました。実際に伊藤氏の会社では多くの日系人、フィリピン人が働いており、フィリピン人労働者のいいところ、悪いところなどを話されるなど、聴講者にとっても興味をそそられる内容でありました。
伊藤氏は「フィリピンは将来成功する可能性を秘めている国です。自分でビジネスを始めたいと思う人と話をする機会を持って、協力し合っていきたい」とフィリピンについての今後の期待も話されました。
第一回 石川裕一氏 講演
8月10日、東京美装興業現代表取締り役兼ジョンソンコントロールズ株式会社副会長石川裕一氏が、ミンダナオ国際大学で講演を行われました。
この講演の主旨は、ミンダナオ国際大学を卒業する学生に是非自分で起業する刺激になるように日本でビジネスに成功した方や、起業家を多く招待し、リレー講演をしていただくということです。フィリピンでは卒業後、就職することは容易ではなく、それならば自分たちで起業し、仕事の機会を作ろうというのが、MKDの狙いです。
石川氏の講演はこのリレー講演の第一回目として行われました。当日午前は、同じ主旨で毎週一回行われている有田一夫氏の「企業ゼミ」で学生に対してゲストスピーカーとして講義を行い、午後からは学生、大学関係者、一般の聴講者約100名に対して「起業、経営、就業機会の維持」というテーマで講演されました。
外国では、日本人の気質は「武士道」に基づいていると理解されてますが、石川氏は「商人道」という気質もあり、それによって日本の経済は発展してきたと日本のマネジメントの歴史を振り返り、現在の企業経営について講演されました。
石川氏の講演によって、起業するということはどのようなことか、ビジネスとは何かを学び、やってみたいと感化された聴講生は少なくないでしょう。
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