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■CASEDO (カリナン社会環境開発機構)
乱伐で木がない
22世紀地球のために森をつくりよい空気をつくろう
私たちは多くの生物が棲む熱帯林を再生するため、木が一本もない山を購入しました。
そこに地球環境保全のために様々な問題を象徴する森をつくります。
荒廃した周囲の山を見ながら、街の子どもや山の子ども、日比の学生が植林に汗を流し
環境教育に取り組みます。
また、野菜の栽培なども行い、農家の方たちの生活を支援しています。

■CASEDO ニュース
マラハン農協バンサラン農場訪問報告
1月21日マラハン農協13名とカセドスタッフ5名でバンサランにあるMBRLC(Mindanao Baptist Rural Life Center)を訪問しました。MBRLCは主に農民を対象とした農法トレーニングセンターで、1977年にアメリカ人が設立した組織です。プロジェクトとして4つのSALTといわれるプロジェクトとFAITHプロジェクトがあります。
SALT1 - Sloping Agricultural Land Technology (傾斜農法)
SALT2 - Simple Agro-Livestock Technology (豚、ヤギなどの小規模酪農)
SALT3 - Sustainable Agroforest Land Technology(小規模森林再生)
SALT4 - Small Agrofruit Livelihood Technology (農業(果樹))
FAITH - Food Always In The Home Gardening(家庭菜園、堆肥バスケット農法)
まず、MBRLCの職員から組織についての説明、農業に大切なのは土壌だと何度も繰り返していました。
MBRLCの農場の広さは19ヘクタールあり、その中で上に書いたプロジェクトを行っています。
農場内をまわった順に紹介すると、
種の採取所
目の前にたくさんトウモロコシが広がっていて、大きなたらいの前に座っている女性がトウモロコシの粒をはがし取っていました。その他、豆などもありました。
家畜のえさをミックスする機械
餌も自家製です。配合の割合も動物によって、またオスメス、妊娠しているメス、していないメスによってわけられていました。
種子から苗になるまで育てるところ
たくさんの種類の苗が育てられています。
カラマンシー、カカオなどもありました。
魚の養殖場
主にティラピアという淡水魚を養殖しています。
写真の様な大きさの池が左側に2つ、右側に3つとありかなり大きくありました。
養豚場
1匹1匹分けられたおりに入っていて豚の目の前には餌を入れるところ、加えると水が出てくるホースなど、整備が整っていました。
堆肥コンポスト(バスケット)農法。
コンポストに堆肥、生ゴミ、枯葉などをいれその周りに農作物を植えるという農法。
ヤギ飼育
ヤギ飼育場は3箇所あり、食肉ヤギ用、ミルク用ヤギ用、オス用に分けてある。ミルク用のヤギはミルクを出すヤギと子供が一緒にいられるのは夜間だけという。理由は一緒にするとミルクの質に影響があるからだそうです。
その他、果樹園(ランブータン、マンゴスチン、ナッツ類を植えた畑)やヤギのミルクをボトル詰めする工場もありました。
商品のヤギミルク。ヤギミルクアイスキャンデーもありました。
その他売店では、多くの種類の野菜の種子が売られていました。すべてここで出来たものから採取した種子です。
野菜自体は売られていませんでした。
視察終了後、農協のメンバーで視察の感想を全員から話してもらう。「今日ここに来て、いろいろ見ることが出来てよかった。」「学んだことをマラハンでぜひやってみたい。」というコメントがありました。
その後、来週よりマラハンで傾斜農法のための測量を始めるため、そのスケジュールなどについて全員で話し合った結果、来週より毎週月曜日週1回午前1人、午後1人で行うことで決定しました。
MBRLCの目的は高地に住む農家の生活を向上させることです。そのために、農家に効果的な農法をトレーニングしています。その点ではマラハン農協が目指しているものと類似点があると思います。このプロジェクトを始めて既に約30年と歴史のある組織です。長い年月をかけてこのような立派な農場、整備ができています。家畜の堆肥が農場で使われ、それで育った植物などを餌として家畜が育っています。その農法を学んだり、農場を見学しようとたくさんの人がMBRLCに来るそうです。
トレーニングセンターであり、農協ではなかったので、農協組織のシステムやマーケティングの点については学ぶことがありませんでした。
農法としては、傾斜農法にしても堆肥コンポスト農法にしても小さいながら既にマラハンで始めていることだとオベンザ先生は話していました。
今回マラハン農協がMBRLCで学んだことを、マラハンで実験し、更にマラハンの多くの農家の人に広めていってもらいたいと思っています。
国際ボランティア貯金助成事業
農業技術セミナー報告
その1.有用微生物を用いた自然農法技術の普及
2007年11月26日および12月9日、ダバオ市郊外の山岳地域、マリログ地区の貧農による、「バゴン・シラン多目的農業協同組合」組合員15名への農業技術セミナーが行われました。
セミナーを担当したのは、当協会の現地カウンタパートで、環境保全団体であるカセド(CASEDO)の新職員である、クリスさんです。
セミナーでは、日本の農学博士が提唱している「有用微生物(EM、Effective Microorganisms)」を利用した「自然農法」技術が紹介されました。その後、農協組合員たちは、カセドが管理する敷地内に、自然農法実験農地を作りました。
現在、農協組合員は、各自の農地で、自然農法を利用した野菜作りを試みています。
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